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表面利回りと実質利回り

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利回り

利回りとは、投資する物件に対して、どの程度のリターンがあるかを示した指標です。

例えば、利回り8%と記載されている物件であれば、
これは購入する物件金額に対して、年8%分の家賃収入があります。 という意味になります。

具体的に計算してみると、
物件金額が2000万円、利回り10% であれば、年間200万円の家賃収入がある。ということです。

 利回り(%)=年間家賃収入÷物件金額x100

家賃収入に対して、物件を安く購入できるほど利回りは高くなるということです。

また、利回りが高い物件ほど収益性の高い物件といえます。

表面利回りと実質利回り

一般的に利回りと表現されている数値は表面利回りを意味します。
上記説明も表面利回りとして説明させていただいております。

利回りにはもう一つ、実質利回りという言葉もあります。

実質利回りとは、年間の家賃収入から経費(固定資産税、管理費、修繕積立金等)を引いた利益を、購入する物件金額とその諸経費を合算した金額で割ったものです。
実際の利益となる収益性をみるための数値となり、何年で元がとれるかの計算などに利用されます。
たとえば、実質利回り10%であれば10年で元がとれる。ということになります。

 実質利回り(%)=(年間家賃収入-諸経費)÷(物件金額+諸経費)x100

利回りとリスクの関係

上記でご説明したとおり、利回りが高いほうが収益性が高く、元がとれる年数も短くなるということなり、
当然利回りの高い物件のほうが儲かります。

しかし、利回りが高いということは、物件の価格が安いということであり、何かしらの理由があるということです。

高利回り物件でよくあるのが、地方の築古アパートなどです。
利回りは20%あるが、実際の入居率は30%ぐらいなので、現状利回りは7%ぐらい。
といったこともよくあります。

利回りが高いということは、その分リスクもある。と考えていただいたほうがよいかと思います。
ではどのように物件を選定していけばよいか?については、「投資手法を決める」 でもご説明しておりますのでご確認ください。

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